株式会社リューズ 代表取締役
丸山 竜一からのメッセージ

エンジニアを取り巻く環境

エンジニアを取り巻く環境はめまぐるしく変化しています。
例えば10年前には、まだクラウドはこれほど一般化していませんでした。クラウドが登場したことで、性能要求に対するハードウェアサイジングは一部を除いて、必要性を減じています。また、スマートフォン、タブレットといった新しいデバイスが登場し、PCと置き換わるに従い、開発言語、開発手法も変わってきています。また、法律が変わればシステムに要求されることも変わります。

IT業界はサービス業

「IT業界はサービス業である。」違和感のある方もいらっしゃるかもしれません。しかし、サービス業の本質を「無形のものに価値を付けてお客様に満足してもらう」と定義すると、IT業界はやはりサービス業であると私どもは考えます。
匠としての技術をいくら磨いても、高度な技術によりシステムを組み上げたとしても、使ってもらえないシステムには価値がありません。
また、一言に「IT業界」と言っても、ハードウェアやソフトウェアを提供するベンダー(メーカー)、それを組み合わせてシステムを作るシステムインテグレータ、通信回線を提供する通信会社、ITの利用について助言を与えたり設計上のとりまとめなども行うITコンサルティング会社など領域は重なりつつもそこにはさまざまなプレイヤーがおり、それぞれがお客様の要望に応じて価値を提供することで成り立っている業界でもあります。

システムエンジニアに必要な能力とは

めまぐるしく変わる環境や多くのプレイヤーがいる中で、自分の立ち位置に応じて役割を果たす。また、技術は道具であることを認識し、お客様の役に立ち、ビジネスを成立させる。スキルの高い低いは関係なく、そんな技術だけでない能力がエンジニアには必要とされ、その技術以外を含めてはじめてエンジニアとして機能すると我々は考えています。
ビジネスとしてのITを成立させる以上、ビジネスマンとエンジニアという職業を両立させることは必須です。そのためには、手の中にある技術の視点を拡大して活用することが必要とされているのです。
そこで、知識習得の方法論、基礎的技術の習得、最新技術にブラッシュアップする方法といったことを学ぶと共に、論理的な話し方、お客様ビジネスの理解等を身に着けていくための方法論が必要となると考えています。

リューズが考える“理想”

私どもでは、以上のようなことを前提として、エンジニアとして長く働ける能力を磨くお手伝いをしています。また私ども自身もどうやって長く働ける環境を作るか。まだまだ課題も多くありますが、一歩ずつでも進んでいきたいと考えています。

こういったことを社員に納得してもらい、理解してもらい、その上で働いてもらえるのが一番の理想です。なぜならば、その方がエンジニアとして成功の確率が上がるからです。
リューズが理想とするのは、社員一人一人が良い仕事ができ、良い評価を受け、その結果として、社員も会社も潤うということです。そうでないと長続きしないと思っています。
この考え方に興味を持たれた方、IT業界の現状を理解されたい方、エンジニアとはどんな仕事なのか、お話しできると思います。チャンスがあれば一緒に働きましょう。